ふんにゃり手帖
2009
今回はレイソルについて。
(育児ジャンルなのに育児ネタじゃなくてすみません…;)
ちょっと遅くなったけれど、前節の神戸戦について覚書を少し。
かなり痛い負けだったなぁと今でも思う。
神戸には申し訳ないけれど、ここに勝てなくてどこに勝つんだ?という感じか…(- -;)
でもポジティブに考えれば、中盤やDFを崩されての失点じゃなかったことは良かったかな。失点は最小だった訳だし。
監督が変わって一番変わったのはDFだろう。
失点数を見てもそれは明確。
前任の高橋さんはDF指導ができていなかったんだろうなぁ…。(まぁ、試合後のコメント見れば一目瞭然な訳だけど;)
かと言って、以前からガンガン点を獲れるようなチームじゃないからね、レイソルって。
神戸戦の敗戦で分かったことは、監督からのオーダーに選手達がまだまだ応えられるようになっていないということ。
だから、彼等にはまだまだ伸びて貰わなくちゃ困る。
もっと貪欲に、勝ちに拘って貰わなくちゃ困る。
そんな時に古賀の負傷離脱は正直イタイなぁ…;
全治1ヵ月ということはリハビリも含めるとどんなに早くても9月下旬頃になってしまうだろう。
以前の山根のように驚異的な回復力で復帰!ということもあり得るけれど、無理して出場した後、再発や長期化するとなるともっと困った状況になるので絶対に無理はして欲しくない。
しっかり休んで治すのもプロの仕事。
でも、残留争いをしたことのない古賀にとっては精神的に辛いだろうなぁ…。自分を含め、長くサポーターをやってると色々と耐性ができちゃってるかもね;(負け慣れはしたくないものだけど;)
不幸中の幸いなのは朴の補強が間に合っていたことと、古賀はネルシーニョ監督の指揮下でプレイしていた期間がある程度長いということか。
古賀が帰ってくるまでDFがどういったメンツになるのか分からないけれど、祐三には益々頑張って貰わなくちゃならないな。
熱くなるのは良いことだけど、熱くなる方向を間違えちゃいかんよ、若者(苦笑)
タイトルの言葉は先日『とくダネ!』内で、スランプからの脱出方法というテーマで競走馬の調教師さん(だったかな;)が仰っていた言葉。
『自信をなくしている馬は、身体は動くはずなのに動けなくなっている。そんな時は“君は強いんだよ” “もっと走れるんだよ” “少し待っていてあげるから、焦らなくても良いんだよ”と『言って』あげることが大事。そうすることで本人に余裕が出来る』
なんだか今のレイソルに通じるものがあるような気がした。
失点した時、それは顕著にあらわれていると思う。
まだまだ時間があるのに皆が一様に下を向いてしまって。
あんな状態じゃ勝てるものも勝てないよ…。
去年まではそんなことなかったと思うんだけどなぁ。
やはり自信を無くしてる状態というのは、傍で見ていることしかできない者にとっては辛い。
試合中に『声』を届けることはできるけれど、彼等にどこまで届いているかを確かめる術を、私は持っていない。ここはやっぱり“焦らず、ただ信じてじっと待つ”しかないんだろう。
リーグの折返し地点を過ぎてしまっている今、『焦らず』なんて悠長なことは言っていられないのかもしれないけれど、焦れば焦るほど2005年のように更なるドツボに嵌っちゃうんじゃないだろうか。
まだまだ若い、柏レイソルというチームは。
環境が変わって色々大変なんだろうとは容易に想像できるけれど。
こんな時だからこそ下を向かずに前を向いて、堂々とプレイして欲しい。
黄色いユニフォームを纏ってピッチに立つということは、選ばれた人達だという証なのだから。