ふんにゃり手帖
2009
しうの誕生日も近いことだし…という訳で、妊婦時代のことをちょこっと振り返ってみようかと思う。
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食欲が異様に落ちて、お腹の中がぐるぐるするような気持ち悪さと微妙な腹痛。
まるで生理前の体調そのものだったので、生理痛が酷い私は早々に市販の鎮痛剤を服用した。
でも来るべきものはちっとも来ないし、大好きな味噌汁やスープが全く飲めなくなったり、暖かくて大好きなタートルネックの首回りを異様に苦しく不快に感じるようになったりして『あれ?ちょっとおかしいぞ?』と思い始めた2008年の真冬。
検査薬を試してみたら、やはり予想通り陽性反応が出た。
その翌日、急遽仕事を休んで産婦人科へ。
雪が降っていて寒かったなぁ…。
私は生理痛が半端なく重いので病院処方の鎮痛薬の服用歴が長かったり、以前子宮を悪くして通院歴があったりとちょっと心配事もあったのだけれど、正常に妊娠していることが確認できた。
初めてのエコー写真を貰って、病院を出たらすぐに旦那に妊娠報告のメールを送って、帰りの心はとても温かだった。
妊娠が判明してから数日後、本格的な悪阻が始まった。
仕事へ行こうにも気分が悪過ぎて起き上がることすら出来ず、上司に相談して仕事は悪阻が一段落するまで休職することに。
私はとにかく湯気の立つもの全てが嫌で嫌で堪らなかった。
冷蔵庫内の匂いやご飯の炊ける香りは勿論、スーパー等の食品を扱う店内の匂いもダメだったので買い物にも行けず。
中でも特に和風だしの香り(味噌汁とか煮物とか)がダメだった。
湯気が嫌だったのでお風呂は地獄(--;)かなり意を決して入る日々。(冬だったのを良いことに3日に1度程しか入っていなかったと思う;)
食べ物は見事に偏食で、真冬に冷たい素麺(麺つゆには生姜たっぷり)、イチゴ、キュウリ、トマト…と何だか虫のような食生活になっていたなぁ(苦笑)
少し食べられるようになってからは、レンチンしたじゃがいも、ポテトチップス(コンソメか塩のみ)とマックのポテト、ミートソースパスタ、トマトジュースばかり。
芋かトマトってどうなの自分(笑)
キツかった悪阻もだいぶ治まった頃、仕事に復帰。
会社があるのは都内で、自宅からはDoor to Doorで約1時間半ほどかかる所。
自分なりに無理のない範囲で仕事に復帰したつもりだったのだけど、復帰してから半月ほど経った頃、ちょっと気になることが出てきた。
「胎動、少ない…?かも?」
会社へ行く際の電車内ではいつも座っていた私。電車が動き出すとお腹の子は必ずむにゅむにゅと動いていたので毎朝それがが楽しみでもあった。
なのにその日は動き出しても、しばらく経っても一向に動く気配が感じられなくて。
その時は「今日は寝てるのかな?」くらいにしか考えていなかった。
会社に着けば多少胎動を感じたこともあって、「なんだ、やっぱり寝てたのか」と思っていた。
しばらく続きます(汗)
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